腎機能、肝機能、尿酸、コレステロール値など30項目を一度に検査することが可能な、富士フィルム社製臨床化学分析装置を使用しています。従来の血液検査と比較して、必要となる血液量が少なくて済み、検査時間も短く当日中に結果を得ることができます。
短時間でpH、蛋白質、ブドウ糖、ケトン体、ビリルビン、潜血、ウロビリノーゲン等の測定をすることができ、慢性腎臓病や糖尿病の早期発見や腎臓障害などを検出するのに有用です。
赤血球や白血球、血小板の数など血液成分の検査を迅速に評価します。貧血、脱水、炎症の有無や、血液成分の異常を伴う疾患の診断に有用です。
複数のかぜ症候群およびインフルエンザ、新型コロナウイルス、アデノウイルス、溶連菌などウイルスの抗原に対応できる検査システムです。抗原量の少ない発症初期でもウイルスや細菌を高感度に検出する事が可能です。
X線の電磁波を使って体内の様子を画像化する検査です。骨や臓器を映し出し、画像で確認します。肺疾患、心不全、便秘症、リウマチ、脊椎疾患等の診断に使用します。
人の耳には聞こえない音(超音波)をあて体内の臓器や血液の流れる様子を映し出す検査です。肝臓・胆嚢・心臓・甲状腺、頸動脈など幅広い領域を観察することが可能です。短時間で痛みもなくリアルタイムで行えます。
CTはコンピューター断層撮影(Computed Tomograhy)の略称で、体の周囲からX線をあて、体の断面を撮影します。断面画像にすることでより細かな情報を得ることが可能です。当院は最新のCT、富士フイルムヘルスケアのマルチスライスCTシステム「Supria Optica」を導入しており、搭載されたAI技術によりX線被ばくを抑えつつ高画質を得ることが可能です。また撮影時間も短く、患者様の負担が軽減されているのが特徴です。
心臓の機能や異常を調べるための検査です。胸に電極を取り付け、心臓の電気信号を計測することで心臓の拍動を記録します。心筋梗塞や不整脈など心臓に疾患がある場合は、心電図の波形に異常が現れます。
両手両足で脈波を測定し、血管内で脈波が伝わる速度から動脈硬化度を推定するための装置です。血管の硬さやつまり具合を測定し、どのくらい動脈硬化が進行しているかの目安を知ることができます。
機械に向かって大きく息を吐いたり吸ったりして、呼吸機能を調べる検査です。喘息や、喫煙などによる慢性閉塞性肺疾患・肺気腫などの診断や評価ができます。小児ですと6歳頃から検査が可能です。
心室細動を起こした心臓に電気ショックを与え、心臓のリズムを元に戻すための医療機器です。操作がしやすく迅速な処置をサポートします。